KW Q&A(よくある質問)




1.KWとSTの違いは何ですか?

KWは高品質な材質のステンレスケース(INOX-LINE)を採用し、STは通常のスチールケースを採用しています。ステンレスケースは錆びにくいメリットがあります。
例外としてCompetitonは用途により、スチール/アルミを選択します。
KWは車種によりCompetition以外でもアルミケースを採用するケースもあります。

2.スプリングシート(アジャスター)は、ロックシートが付いていませんが大丈夫ですか?

特殊なスレッド形状(台形スレッド)を採用し、荷重が掛かった時のシートとスレッドとの密着度が高く、ズレる事はありません。
また、金属とポリアミド樹脂という特殊な材質で作られ、台形スレッドにより不純物が入りにくい他、錆びにくい、固着しにくいなどメリットが多くあり、 ストリートで使用する前提の製品は全てこのスプリングシートが採用されます。
Competitionのようなレーシングサスペンションはダブルロックになります。

3.ホームページにスプリングレートが書かれていませんが、何故ですか?

スプリングレートでKWサスペンションの性能を判断されたくないというドイツKW社の意向です。
スプリングレート、ダンピング、バンプラバー特性などトータルで理解しなければ、スプリングレートだけでは何の性能も判断できないというドイツKW社の考えから非公開になっています。
問い合わせ頂ければご案内は可能です。

4.スプリングレートが低すぎるように思いますが、何故ですか?

KWはショックアブソーバー主体でサスペンションを開発しており、必要以上にレートを上げずに運動性能を出そうと考えています。
結果レーシングサスペンションであっても比較的乗り心地も良く、楽に速く走れて耐久性の高いサスペンションが有名なニュル24hでもシェアが高い理由です。
ロールなどを強制的に抑えてしまうのではなく、抑えつつ車の挙動をドライバーに感じさせつつタイヤのメカニカルグリップを引き出して、タイヤを最大限に使うことができるサスペンションを目指しています。
そしてそれをストリート用に落とし込むことによって快適で運動性能の高い、一般道を楽にドライブできるサスペンションになります。

5.全長調整式(フルタップ)を採用しない理由は何故ですか?

ヨーロッパのTUVで、全長調整式のようなブラケットでダンパーを抱え込むタイプは、基本的にはTUVをクリア出来ません。
強度、ケース本体の短さによりストローク不足を指摘されます。
また、一台一台7-POSTを使用した開発を行い、その車両にとっての最適なケース長とストロークを決定しておりますので、 それが大幅に調整できてしまっては専用設計のメリットが無くなってしまいます。本来は開発段階である程度の設定車高を決めるものです。
例外としてCompetitionの場合、ダンパーの下からボルトで調整するようなシステムで微調整が出来るようにする場合はあります。

6.ネジ式は安価な車高調と認識していましたが、KWはどのように考えていますか?

ネジ式の方が汎用性が無く、専用設計しなければならない為、開発コストは掛かると考えます。
KW社のプログラムはほとんどの車種で専用設計のケースを採用しています。手間と在庫コストがかかりますが、その車種に対しての最適なストロークを確保するためには必要と考えています。

7.ヘルパースプリングが上に入っていたり、下に入っていたりしますが、何故ですか?

可能な限りバンプラバー・ダストカバーから離すようにしていますが、どちらでも性能に影響はありません。

8.主に複筒式(ツインチューブ)を採用しているのは何故ですか?

倒立などで強度が必要な競技ベースでない限り、減衰力を高次元で発生させられるバルブテクノロジーを持ったKWだからこその複筒式採用です。
特にストリートではストロークの確保の事はもちろん、スポーツ性能を出しにくいと言われる複筒式でも高次元な減衰力を発生させます。
Competition 3way に関しては単筒式(シングルチューブ)のレーシングサスペンションになります。

9.特注・ワンオフ・オーダーメイドは出来ますか?

Competitionモデルでオーダーメイド可能です。競技車両向け、設定のないストリート向け、お問い合わせ下さい。
※保証対象外の製品となります。

10.KW Ver.2/STは、伸縮同時調整ではなく伸び側しか調整出来ないのは何故ですか?

伸縮同時調整で一緒に縮みも柔らかくなってしまうと、追従性は良くなるのに縮みの減衰力が柔らかくなったせいでタイヤのグリップの限界が下がります。
タイヤをグリップさせようと思ったら、基本的には伸びはソフトに、縮みはハードに変更するとグリップ力が上がります。
サスペンションその物の性能を落とさずに乗り心地だけ良くするためには、伸び側だけが柔らかくなった方が効果的です。

11.乗り心地が硬く感じるのですが、伸び縮みどちらを緩めたら良いですか?

まずは伸び側を柔らかくしてください。

12.路面を拾う感触がゴツゴツと少し不快に感じる時がありますが、どうしたら改善されますか?

縮み側を1,2クリック柔らかくしてください。あまり柔らかくすると、デメリットとしてタイヤのグリップ力が落ちます。

13.サーキットを走るのですが、オススメの減衰力の値を教えてください。

ロールを抑えたい、フロントが入っていかない、リアが滑りやすいなど、どのように走りたいかで変わりますので、これは是非お問い合わせください。

14.何故アッパーマウントはノーマルを使用するようになっていますか?

ストリートパフォーマンスとして設定する製品は純正アッパーマウントが最も適していますので、純正アッパーマウントに適合するよう専用設計しています。
アッパーマウント部からの異音もほとんど出ません。

15.伸縮2wayも調整ができないので、固定式か伸び側調整だけにしようと思います。
調整しなければどれを選んでも乗り心地は同じですか?

Ver.1,2/STなどは基本的には同じシステムのバルブを採用しておりますので、バルブシステムによる乗り味に大差はありません。
Ver.3/Clubsportなどの2wayからは、特許認証されているブローオフ機能のあるバルブを採用しておりますので、 根本的に乗り心地も運動性能もレベルの高い製品となります。

16.O/Hはできますか?

【対象商品】
V-2、V-3、V-4、STREET COMFORT、CLUBSPORT 2way、CLUBSPORT 3way
※並行品の場合は作業をお断りしています。

ご希望の方は、一度こちらからお問い合わせください。
http://www.kwsuspensions.jp/kw-overhaul/

17.どのくらいの期間や走行距離でO/Hした方がいいですか?

推奨の走行距離や期間等はございません。
常にモータースポーツで使用するような用途の場合は定期的なメンテナンスが必要になります。

18.仕様変更はできますか?

Competition 2wayから対応しています。